
1962年生まれ。産業医科大学医学部卒業。医学部在学中より手技療法などの東洋医学を経験。1993〜1998年、関節鏡手術のパイオニア陳永振博士に師事。2001年、39歳で堺整形外科医院を開業し、2006年に新たに福岡スポークリニック(19床)を開業。その後2つの診療所と東洋医学治療院などを福岡市南区向新町(1200坪)に集結させ、本格的な統合医療を目指す。専門は膝の手術で毎月約70例執刀。
2001年の開業以来、膝の痛みを訴える多くの患者様の治療に当たってきました。
開業から9年近い年月が経ち、この間に3,000件以上の膝の手術(手術実績)をさせていただきましたが、当院では膝の痛みで受診される患者様すべてに闇雲に手術を勧めているわけではありません。
当院を受診される前に、他の病院や整骨院などで何ヶ月もいろんな治療をしてきた方には初めから手術をお勧めすることもありますが、初めて『膝の痛み』で整形外科を受診される患者様の場合、私が初診時に手術を勧める方は4人に1人ぐらいです。当院では患者さんの痛みの程度を聞き、今現在の仕事を含めた生活環境をよく把握した上で、『今できるベストの方法は何か』を患者さんと話し合っています。基本的には、まずはテーピングや東洋医学的治療などで1~2ヶ月間様子を診て、痛みが改善すればそのまま様子を診ますし、痛みがあまり変わらない場合は手術を検討するようにしています。
膝の痛みに対して、筋力トレーニングや電気治療などの一般的なリハビリをしても効果がない場合は、鍼灸治療や手技療法などの東洋医学的手法やテーピングを試してみるべきです。また自律神経の調整で膝の痛みが軽減する方もたくさんおられます。一般の病院や診療所ではあまり行われていないこれらの代替医療が、『膝の痛み』に対し思わぬ効果を発揮することは、けっして珍しくありません。
また仮に手術となっても、日帰りや一泊入院でもできる関節鏡の手術、曲がった膝の骨を真直ぐに矯正する手術、人工関節の手術と段階があります。患者さん一人ひとりに最も適した治療方法は何かを慎重に検討すべきです。
当院では患者様の膝の状態をよく把握し、医学的見地から『ベストの方法』、『その次の方法』、『とりあえずの方法』を一人ひとりの患者さんによく理解してもらい、いろんな立場の患者様のいろんなリクエストに可能な限り答えるよう心がけています。
医療法人 堺整形外科医院 理事長 堺 研二


