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2016.09.06 スタッフブログaaa
還付金詐欺にご注意!!

 

身内(子や孫)、自治体職員、警察官などいろいろな立場になりすました犯人が電話を悪用して行う詐欺のことを、福岡県警察では「ニセ電話詐欺」と呼んでいます。福岡県では4年連続で過去最悪を更新しており、なんと一日平均750万の被害が発生し続けています。今回はニセ電話詐欺の代表的手口『還付金詐欺』についてご紹介します。


【 具体的な手口 】
犯人は、「自治体(県や市区町村)」や「税務署」の職員を名乗り、
「医療費の過払い金(年金の未払)があり、還付の手続のため電話しました」
などと被害者に対してお金を支払うという内容の電話をかけてきます。
「還付手続の期限は今日までなので、急いで手続をお願いします」
「すでに期限が切れていますが本日中であればなんとか間に合います」
と、急がなければ還付金が受け取れなくなることを強調し、被害者を焦らせた上で携帯電話を持ってATMに行くように指示してきます。
被害者がATMに到着すると、
「誤った操作や、押し間違い等があれば手続ができませんのでご注意ください」
などと、犯人の指示するとおりに操作をするよう強調した上、
「○○さんの「個人番号」である『 1,234,567』を入力し、画面右下の『確認』ボタンを押してください」
と言い、被害者自身の情報を照会していると誤解させたうえで、「個人番号」や「取扱番号」などと偽って犯人側に振り込む金額を入力させ、お金をだまし取るのです。(この場合1,234,567円だまし取られてしまいます。)


こんな分かり切った手口にひっかかるわけないと思うかも知れませんが、犯人はとても言葉巧みです。もしそこに自分しか知らないはずの流失した個人情報を出されると、詐欺だと見破るのはとても難しいのではないでしょうか。

まずATMを操作して外部から自分の口座にお金を移すということは不可能です。できるのは自分の口座から他の口座に移すことだけです。なのでATMでお金が受け取れるという話は全て詐欺だと覚えておいてください

自分では詐欺かどうか判断できない場合は直接役所の電話番号を調べて連絡してみましょう。詐欺であることが簡単に分かるはずです。

一度冷静さを失ってしまうと、われに返るまで時間がかかるものです。自分の意思や心がけだけでなく、電話機の近くに注意書きを貼っておく、ニセ電話防止機器を取り付けるといった機械的な仕組みも活用してニセ電話詐欺から身を守りましょう。

 

福岡市と春日市で発想力で勝負している
デイサービスセンターさかいの樹

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