当グループ機能回復部門(介護部門)では、筋力・関節機能の維持・向上・回復を基本と考えていますが、ヒトについて考えるときに重要な要素がいくつかあります。その要素が欠けている為に、様々な病態・症状に陥ると考えます。そのヒトにとっての重要な要素とは『移動』『捕食』『生殖』といった3大生理要素であり、その中でも『移動』つまり『歩行』の重要性を取り上げ、歩行に繋がる機能訓練を行っていこうという考えです。筋力はついた!関節は柔らかくなった!でも歩きは安定しない・・・ではしょうがない訳です。
『歩く』ということはどういうことなのか。機能訓練を勉強するなかで、ヒトのからだについてよく知り、考え、そして、皆様が直面しているご家族や利用者様、患者様に何を勧め、アドバイスし、どこを目指すのか。その基本的な考え方と簡単な方法をお教えします。最終的に私たちの目指すところは、利用者様が『こころとからだの自己管理』が出来るようになり、最後の日までご自分の足で歩いて生活していただければ一番嬉しいわけです。
また、運動療法の方法だけをお伝えするわけではありません。基礎的な解剖学・生理学など様々な理論と方法を用いて行っていきます。歩くことによって筋骨格系だけでなく内臓系に及ぼす影響。脳への影響。つまり認知症の捉え方までもお話ししようと考えています。熱中症は?最近の子供がよく切れるのは?なんてお話もいたします。
難しいお話ではありません。日頃皆さんが体験していることを例にとってお話いたしますので納得いただけるはずです。
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