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 当院では東洋医学と西洋医学の両方の観点から診断し、漢方薬と西洋薬の両方を使って治療しています。

 西洋医学では特定の臓器に絞って治療を行いますが、漢方薬による治療では体の中のどこに起きた病気でも全身の働きの「ゆがみ」から生じていると考え、この「ゆがみ」を正すことで治療してゆきます。
ですから西洋医学の場合、病名(診断)がつかない様な症状に対しては治療法がないこともよくありますが、漢方薬の場合は病名がつかなくても身体の「ゆがみ」を正すことですから治療はできます。
同じ病名、同じ症状であっても一人一人「ゆがみ」方が違いますので一人一人処方が異なります。
  漢方治療が得意とするのは胃腸病、肥満、高血圧、心臓病、リウマチ、喘息、花粉症、アトピー、月経困難、不妊症、神経痛など内科以外にも婦人病、皮膚病などがあります。
漢方治療の場合、体質改善をさせて症状を改善させるのが目的ですから治療に数週間から数年を要することが多いです。ただし、風邪や腰痛などの急性病の場合は速攻性のある漢方薬を用いて改善させます。この場合も例えば咳止めで咳を無理矢理止めるのではなく咳をしなくても良い状態に改善させるのが目的です。
 よって、漢方治療では急性の病気にほとんど効果がないと思われがちですが、そうではなく、例えばウイルス感染(風邪)のときも西洋薬を投与せず漢方薬だけを投与したほうが早く治ることがよくあります。
 慢性疾患の場合は長く内服して治療する必要がありますが、症状が重い場合はエキス剤より効果の高い煎治薬を使って治療します。同じ内容の漢方薬でもエキス剤ではなかなか改善されなかった症状が煎治薬に変えると改善されることがよくあります。ただし、煎治薬は毎日煎じる必要があり、忙しくて煎じる時間のない人は改善されるまでエキス剤を根気よく続けて頂くことになります。
  西洋医学が得意とする分野、漢方医学が得意とする分野は違います。西洋医学の検査診断も必要で西洋医学的治療が必要な疾患もありますが、逆に漢方でないと治療できない症状(疾患)もあります。また多くの疾患で西洋医学と東洋医学を併用することにより、高い改善効果が期待できます。


診療のポイント

・東洋医学と西洋医学の両立で治療
・食事指導・生活指導・生薬の投与により症状の改善と病気になりにくい身体づくりを行う。

治療のモットー

1.西洋医学と東洋医学の両立の立場から診断し、それぞれの長所を生かした治療を行います。
2.生薬は一つひとつ効能が違いますので、患者さん一人ひとりに合った漢方薬を調合します。
3.自然治癒力を大切にし病気にかかりにくい体質づくりを行います。

患者さまへ

風邪などの急性の疾患や高血圧症、更年期障害、頭痛、気管支喘息など慢性疾患に対し、漢方薬と西洋薬を併用して加療を行います。
当院の能力の範囲をこえた検査や科料が必要な患者さんは専門病院へ紹介致します。

健康ワンポイント

1.現代の生活環境は公害が多く、ストレスも多いため身体に毒素がたまりやすく、ひずみを生じやすい
  といえます。食養生につとめ、生薬を利用して身体のひずみを改善させましょう。
2.日本人にはお米が合っています。主食はお米にして元気な身体をつくりましょう。
3.ストレスをためないことが大切です。笑うことを心がけましょう。
4.毎日30分以上歩きましょう。足腰が強くなり血の循環もよくなります。


プロフィール

堺 智子 (女性)
1965年生
日本内科学会認定内科医・神経内科専門医
出身大学 : 産業医科大学医学部

コメント
一般内科とともに婦人科疾患や皮膚疾患など、漢方薬で加療できる様々な疾患を使療しています。
西洋医学的な専門は内科・神経内科です。





福岡県宗像市栄町11-3 / TEL : 0940-32-7273 / FAX : 0940-32-7293